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江戸小紋の柄

江戸小紋の繊細な柄をご紹介いたします。江戸小紋の最も代表的な三柄、四季の柄をご紹介します。

01same.jpg鮫文様

鮫の皮のような半円を重ねた文様。この鮫小紋は小紋がらの中で最も古い文様のひとつで、肩衣や裃の文様として使われた。江戸時代に武士の間では、礼装であった裃の文様を大名ごとに独占した。紀州家はこの鮫小紋を占有した。

02toshi.jpg通し文様

柄の縦横が直角に交差し等間隔に並べられた点模様。筋を通す意。「錐彫り」という技法で作られる。小紋がらでは最も古い技法で、針先が半円形になった小刀で回転しながら細かな穴を彫る。

03gyogi.jpg行儀文様

点の並びが斜めに交差する柄。規則的に毅然と並んでいるところから行儀作法、礼を尽くすの意。

04_jan.jpg睦月 1月

色:本紅梅(ほんこうばい)
柄:宝尽くし(たからづくし)
宝尽くしは福徳を招く縁起のよい文様

05_mar.jpg弥生 3月

色:灰桜 (はいざくら)
柄:昼夜桜(ちゅうやざくら)
花の文様の代表として季節に関わりなく用いられた。桜の散りぎわのよさから武士にも好まれ、古くからもっとも日本人に愛された。

06_may.jpg皐月 5月

色:曙(あけぼの)
柄:橘(たちばな)
奈良時代から鑑賞され万葉集にも多い。格調の高い文様とされた。不老長寿の吉祥文でもある。

07_jul.jpg文月 7月

色:浅黄(あさぎ)
柄:青海波(せいがいは)
同心円を互い違いに鱗状に並べた文様。悠久に押し寄せる波の様子をあらわす。
舞楽の「青海波」の装束に使われたところから付けられた名称とされる。

08_sep.jpg長月 9月

色:褐(かち)
柄:極七宝(ごくしっぽう)
四方連続する文様であり限りなく延びるところから縁起の良い文とされた。「四方」から「七宝」となったといわれている。

09_nov.jpg霜月 11月

色:墨色 (すみいろ)
柄:敷松葉
松は常磐木(ときわぎ)の代表。厳しい冬の寒さに耐え、四季を通して緑を保つ松は長寿と節操の象徴とされた。